揉むと悪化します。

さとう整体オフィスでは一切揉みません。

 

なぜ揉まないのか?

 

それは揉んでも、根本から改善しないからです。

 改善しないだけならまだしも、揉むことにより症状を悪化させてしまうケースも少なくありません。

 

揉みほぐしのお店に行って、余計症状がひどくなったという話を聞いたことはありませんか?

 

それは、

 

1.筋肉が歪まされてしまった、もしくは傷つけられた。

 

2.体のバランスが余計ひどくなってしまった。

 

このどちらか、もしくは両方が起きているからです。

 

揉みほぐしのお店でなくても、自分で揉んでも筋肉は歪みます。

 

皆さん、筋肉が硬く緊張しているから、それをほぐしたくて揉むのだと思います。

ただ、筋肉が硬く緊張しているのには理由があります。

人間のからだは全身の骨格を筋肉が支える構造で出来ています。

 

ですので、骨格に歪みがあるとその箇所は不安定になり、そこを支えている筋肉には必要以上に負担が掛かり硬く緊張します。

 

つまり、筋肉は不安定な箇所を支える為、「結果」として硬くなっているわけです。

 

揉みほぐすとその瞬間は筋肉が緩みますが、土台となっている骨格が歪んだままだと筋肉はすぐに硬く緊張してしまいます。

 

すると、また揉みほぐしたくなるので、揉みほぐす→再び硬くなる→揉みほぐす→再び硬くなるの無限ループにはまってしまいます。

 

さらに押したり揉んだりすることでことで筋肉は歪んだり、傷ついてしまい、症状はどんどんひどくなってしまいます。

 

大切なのは、硬くなった筋肉を揉みほぐすのではなく、筋肉が硬くならなくてもいい状態、つまり土台となっている骨格を正常な状態に戻してあげることなんです。 

 

「なおしたい」と「なおしてもらいたい」