体の不調のほとんどは体の歪みが原因で起きている、と言っても過言ではありません。
こういう話をすると「歪み」を悪者扱いする方がいらっしゃいますが、実はそうではありません。
実は「歪みは体を守るために起きている」のです。
どういうことか、説明していきますね。
まず、歪みは圧力で歪みます。
押し付けられると、体は歪むということです。
写真をみてください。
ドコモさんの公式ページで紹介された写真です。
このブログでも紹介しているので、ご存知の方も多いと思いますが、
スマホを指に掛けていると、指の骨が歪んできます。
これは、指の骨にスマホが圧力を掛けることで、その形に歪んでいくということです。
これが「歪み」であり、
体じゅうの至るところで起きています。
脚を組めば、左右の脚の圧迫し合っている部分が歪んできます。
では、なぜ体は歪まないといけないのでしょう?
それは、「血液の流れ」を確保する為です。
ご存知の通り、
血管は体じゅうの至るところに巡らされており、
その血管を通って体じゅうに血液が送られています。
体の一箇所に持続的に圧力が掛かっていると、
そこの血管は圧迫され、血液の流れは滞ります。
極論ですが、その状態がずっと続くと、血液が届かないところは壊死してきます。
体は当然そういう危険な状態は避けようとするわけで、その方法が「体を歪める」ということなのです。
骨を歪めることで、血液の流れを確保しているのです。
これが、「歪みは体を守る為に起きている」ということの理由です。
体は常にあなたの命を守る為に必要なことを行っています。
「歪む」という現象もそのひとつなのです。
どうでしょう?
これでも「歪み」を悪者扱い出来ますか?
体にとっての本当の悪者は、
平気で歪みをつくる体の持ち主、つまり「あなた自身」なのです。